Noise in real images [Equipment]
Dpreviewの公開画像から、実写画像のノイズレベルを知ることが可能です。
測定方法の簡単な説明です。
Dpreview公開RAWをRawTherapeeを用いて、輪郭強調などの画像処理オプションを全て外した条件にして、コントラスト調整の行われないニュートラルで現像します。現像された画像のKodak grey scale sheet部分の内、同じ濃度の部分の輝度を50ピクセル長程度測定し、輝度の標準偏差を計算します。偏差の大きさとノイズの大きさは相関するので、ノイズレベルを知ることが出来ます。
測定時のスクリーンショットです。
黄色い線で示された画素の輝度を測っています。
画像は上から、7D2, A3000, K-S2です。
測定場所は、シートの表記で1, M, Bです。
測定結果は以下の通りです。
標準偏差はノイズの大きさなので、A3000が他機種よりも低いと言えます。
偏差/輝度は輝度/偏差の書き間違いで、S/N比のようなものなので、シートの同じ場所で比較すると7D2のS/Nは良いと言えます。しかし、同じ輝度値になる場所でのS/NはA3000の方が良さそうです。
A3000と同じセンサーと思われるK-S2が振るわない理由は不明です。
7D2とA3000の共にRAWでは輝度が飽和していません。したがって、主にRAWを使われる方は、カメラAEの適正露出よりも少し+の補正を掛けて撮影されると、よりノイズの少ない画像を撮影することが可能です。
【修正 2015/04/21 21:26】「の逆数」を削除しました。
測定方法の簡単な説明です。
Dpreview公開RAWをRawTherapeeを用いて、輪郭強調などの画像処理オプションを全て外した条件にして、コントラスト調整の行われないニュートラルで現像します。現像された画像のKodak grey scale sheet部分の内、同じ濃度の部分の輝度を50ピクセル長程度測定し、輝度の標準偏差を計算します。偏差の大きさとノイズの大きさは相関するので、ノイズレベルを知ることが出来ます。
測定時のスクリーンショットです。
黄色い線で示された画素の輝度を測っています。
画像は上から、7D2, A3000, K-S2です。
測定場所は、シートの表記で1, M, Bです。
測定結果は以下の通りです。
標準偏差はノイズの大きさなので、A3000が他機種よりも低いと言えます。
偏差/輝度は輝度/偏差の書き間違いで、S/N比のようなものなので、シートの同じ場所で比較すると7D2のS/Nは良いと言えます。しかし、同じ輝度値になる場所でのS/NはA3000の方が良さそうです。
A3000と同じセンサーと思われるK-S2が振るわない理由は不明です。
7D2とA3000の共にRAWでは輝度が飽和していません。したがって、主にRAWを使われる方は、カメラAEの適正露出よりも少し+の補正を掛けて撮影されると、よりノイズの少ない画像を撮影することが可能です。
【修正 2015/04/21 21:26】「の逆数」を削除しました。
2015-04-21 20:00
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