Is Merrill sensor the same in SD1 and DP? [Technology]
以前、DP3 Merrillの画像にホットピクセルやコールドピクセルがあると報告しました。
その際には開口面積の問題と結論しましたが、DpreviewにSD1のFull reviewがありRAWデータが公開されていました。そこで、SD1のデータをDCRaw readerで展開し、DP3 Merrillと比較しました。
上半分がSD1で、下半分がDP3 Merrillの画像です。色彩の調整を行っていないため、青みがかっています。
前回は気にしていなかったのですが、DCRawで展開すると、センサーのオプティカルブラックと思われる領域も見ることが出来ます。この領域が、SD1では上部と右側に、DP3 Merrillでは下部と右側に存在します。面白いことに、DP3 Merrillの右下隅にはグレースケールと思われる領域がありました。しかし、SD1の右上隅にはそのようなパターンはありません。
掲載した画像の露出時間は、SD1が1/25secでDP3 Merrillが1/13secと長時間露出ではありません。ところが、DP3 Merrillのオプティカルブラック領域は、SD1に比べ明らかに明るくなっています。掲載の画像は、センサーからの輝度データをフルに使い、コントラストの調整は行っていません。多分、DP3 Merrillのセンサーは、ライブビュー用に読み出し速度がSD1よりも高速化され、そのためにA/D変換の揺らぎや熱ノイズが大きくなり、SD1よりも総合的なノイズレベルが上がっているのだと思います。ライブビューは便利ですが、静止画では画質に良いことはありません。
センサーの性能をフルに引き出せるのは、センサーを必要な時だけ駆動するDSLRだと思います。
その際には開口面積の問題と結論しましたが、DpreviewにSD1のFull reviewがありRAWデータが公開されていました。そこで、SD1のデータをDCRaw readerで展開し、DP3 Merrillと比較しました。
上半分がSD1で、下半分がDP3 Merrillの画像です。色彩の調整を行っていないため、青みがかっています。
前回は気にしていなかったのですが、DCRawで展開すると、センサーのオプティカルブラックと思われる領域も見ることが出来ます。この領域が、SD1では上部と右側に、DP3 Merrillでは下部と右側に存在します。面白いことに、DP3 Merrillの右下隅にはグレースケールと思われる領域がありました。しかし、SD1の右上隅にはそのようなパターンはありません。
掲載した画像の露出時間は、SD1が1/25secでDP3 Merrillが1/13secと長時間露出ではありません。ところが、DP3 Merrillのオプティカルブラック領域は、SD1に比べ明らかに明るくなっています。掲載の画像は、センサーからの輝度データをフルに使い、コントラストの調整は行っていません。多分、DP3 Merrillのセンサーは、ライブビュー用に読み出し速度がSD1よりも高速化され、そのためにA/D変換の揺らぎや熱ノイズが大きくなり、SD1よりも総合的なノイズレベルが上がっているのだと思います。ライブビューは便利ですが、静止画では画質に良いことはありません。
センサーの性能をフルに引き出せるのは、センサーを必要な時だけ駆動するDSLRだと思います。
いろいろなカメラを使っていますが、最近のカメラは発熱とバッテリーの消費が大きいものが多く、これじゃない感が強いです。(苦笑)
実際、発熱が大きくなるとノイズも増え、ひどくなるとざらざらした画になります。ライブビューは便利だといって多用される方がいますが、接写以外ではメリットよりもデメリットのほうが大きい気がするのですが、、、
by toshi (2014-04-23 09:15)
> toshi さん
私は接写でも、構図と大体のフォーカスまではファインダーを覗きながら決め、撮影時の最終的なフォーカス調整までは、ライブビューを使わないようにしています。toshiさんが仰るように、高温になったセンサーからの出力は荒れているように感じるためです。
D5100でも、ファインダーを覗いた方が絶対に楽しいです。
by hi-low (2014-04-24 22:39)