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X-Trans CMOS and also II sensors seem to be based on Sony IMX071 [Technology]

デジカメInfoに、富士フイルム、パナソニックと東芝の三社がセンサーを開発しているとの情報が掲載されています。

その情報では、富士フイルムのAPS-C型X-Trans CMOSセンサーはソニー製とされています。私は東芝製と思っていたのですが、何の証拠もありません。富士フイルムのホームページには、X-Trans CMOSセンサーの画像が公開されています。そこで、画素数が対応するソニーのAPS-C型センサー IMX071と見比べてみました。

リンク先の画像をご覧ください。
X-T1のセンサーです。
IMX071です。

画像を重ねると、センサーからパッケージへの配線パターンが完全に一致しました。
APS-C型のX-Trans CMOS無印とIIは、共にソニーIMX071のカスタマイズ品でしょう。

センサー自体の改良も行われているのでしょうが、IMX071はすごいセンサーだと思います。
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コメント 4

toshi

私も、富士フイルムのAPS-C型X-Trans CMOSセンサーは東芝製だと思ってました。センサーメーカーとカラーフィルターを含めたパッケージングメーカーはどうなってるんでしょうね。

ちなみに、IMX071はなかなか良いセンサーだと思います。私が使っているK-5もこのセンサーのはずです。いまの2400万画素のものよりバランスが良いので、変える気がまったく起きません。
by toshi (2015-09-04 02:34) 

hi-low

> toshi さん
富士フイルムの子会社がイメージセンサー用カラーモザイクフィルターを製造しているようなので、フィルター外形の仕様をそろえれば、同じラインでそのまま製造できそうです。
http://ffem.fujifilm.co.jp/aboutus/csr/manufacture/

私も、IMX071で満足しています。また、これ以上の画素数は必要ないとも思っています。メモとして、以下に理由を書きます。

視力1の方が30cm離れて平面を見た場合の分解能は、ほぼ300dpiです。一目で認識できる印刷サイズは個人的にはA4が限界で、その300dpi出力に必要なピクセル数は約800万です。また、ヒトは大きなものは遠くから見ます。

結局、全体を見せる写真に必要なピクセル数は、最終出力サイズに依存せず800万程度です。300dpiの分解能も明暗2値の場合で色彩があると悪くなりますので、ベイヤー配列のセンサーでも1600万画素あれば充分と思います。トリミングまで考えると、2400万画素が欲しい場合もあるかもしれません。

by hi-low (2015-09-04 13:36) 

W

パッケージングメーカーがカラーフィルタなりその上層に形成されるオンチップレンズを作成しているのでしょうか?
by W (2015-09-05 01:55) 

hi-low

> W さん
カラーモザイクフィルターとマイクロレンズアレイには、それぞれのメーカーがあります。それらをセンサーを組み合わせて一つにまとめるのが、パッケージングメーカーだと思います。
センサーの製造工程にカラーフィルターやマイクロレンズの形成プロセスを組み込む研究がされているようですので、上記のような分業の今後は不透明ですね。
by hi-low (2015-09-06 17:00) 

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