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Re-evaluation of HiRes-image captured by E-M5 Mark II [Equipment]

2015-02-05でのE-M5 Mark IIのハイレゾ画像の評価について、正しい検討を行っていないのではないかとのコメントをいただきました。

そこで、DPREVIEWの公開画像から、ハイレゾ撮影による分解能の向上が分かりやすい部分を切り出しました。
比較の対象は、ノーマル画像、D810、D800です。
画像はすべてハイレゾ画像に合わせて、Bicubic補間で拡大しました。

まずは、ハイレゾ画像です。
E-M5II_ISO200_HiRes_circle.png

ノーマル画像です。
E-M5II_ISO200_circle.png

D810の画像です。
D810_ISO200_circle.png

D800の画像です。
D800_ISO200_circle.png

ハイレゾ画像は、分解能がノーマル画像よりも明らかに向上し、分解能の限界に至るまでモアレと偽色が発生していません。
それに対して、D810の画像は、中心部にモアレと偽色が顕著に発生し、分解能もハイレゾ画像よりも劣っているように見えます。ローパスフィルターのあるD800は、中心部のモアレと偽色は抑制されていますが、分解能はやはりハイレゾ画像が勝っているように見えます。

結論としては、コントラストの明確な被写体では、E-M5 Mark IIのハイレゾ画像は、35 mm full-frameセンサーの36M画素を上回る解像度を持つと言えます。また、色モアレも無いので、建築物の撮影や複写には良いでしょうね。

2015-02-05の記事と考え合わせると、ハイレゾ撮影は万能ではなく、被写体の向き・不向きがあるようです。

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